朝方雨が降り、ちょっと心配でしたが、予定通り学校祭体育の部を行いました。
まずは、各ブロックが、入場エールで声を出し、勝利を目指して一致団結です。
午前の部は、ムカデ競争から始まり、障害物走、二人三脚レースが行われました。
どの競技もとてもユーモラスで、特に障害物走では、飴食いで、顔が小麦粉まみれになってのゴールです。でも、みんな、ブロックの勝利のために、真剣に競技をしました。
続いて、台風の目、棒引きと、勇壮な競技が繰りひろげられました。
台風の目は、外側になった選手は、振り回されて大変です。
棒引きは、最後に残った1本に、全員が群がり、激しい争奪戦になりました。
午前の部の最後は、クラス全員参加のシークレットリレーです。
1人当たり50~200m、バトンをつなぎながら、トータルで決められた距離を走ります。
誰がどれだけ走るのか、クラスの知恵の見せどころです。
午後の部の最初は、生徒会規格による新競技、部活動対抗リレーです。
引退した3年生も交えて、水泳部はビート板、剣道部は竹刀、野球部はプラバット、ソフトボール部とバスケットボール部はボール、サッカー部はフラッグ、ソフトテニス部はラケットをバトンに、楽しく競い合いました。
数か月間にわたって、3年生のリーダーを中心に、曲選びから振り付け、フォーメーションなど工夫を凝らし、練習を重ねてきた演技の発表です。
どの演技も見どころ満載で、テーマをよく表現し、息ぴったりのすばらしい発表でした。
若さあふれるお父さん、お母さん方のパワーあふれる、追っかけ玉入れです。
得点種目ではありませんが、みんな真剣で、かごから球があふれそうなくらい入りました。
たくさんの方々のご参加、ありがとうございました。
その後は、立中女子最強ブロック決定戦の綱引きと、立中男子最強騎馬軍団決定戦の騎馬戦です。
女子(?)も男子も勇壮な戦いぶりで、手に汗握る熱戦になりました。
ブロック対抗リレーは、各ブロックの代表による競技です。
海部地区はもちろん、西尾張や県の陸上競技大会まで進んだ生徒も含めた代表による戦いだけあって、走りもバトンパスもスピーディーで、瞬く間にトラックを駆け抜けていきました。
最後の競技は、クラス対抗大縄跳びです。
クラス全員が心を一つに、縄に全神経を集中して挑みました。
中でも、3年生はとても上手で、新記録も生まれました。
競技が全て終わった後は、ノーサイド。男女、ブロックの区別なく、また保護者の方々とも一緒になって、フォークダンスを楽しく踊りました。私(校長)も3年生の輪の仲間に入れていただき、楽しいひとときを過ごさせていただきました。
総合優勝は黄ブロックでしたが、どのブロックもすばらしく、僅差でした。
最後に、ブロックごとに記念撮影と解散式を行いました。
解散式では、3年生が、これまでの感謝の気持ちや、1・2年生に伝えたいことを、涙ながらに話す生徒がたくさんいました。
みんなが達成感を味わい、大きく成長した、本当によい学校祭でした。
そんな学校祭に数か月を捧げ、毎日夕方遅くまで企画、準備、運営にがんばった生徒会役員も、グラウンドの片隅でささやかな解散式を行っていました。本当にお疲れ様でした。
ご来賓、保護者の皆様、2日間ありがとうございました。