愛西市立立田中学校
 

立田中日記

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2019/04/04

入学式

| by 立田中学校


 さて、いよいよ平成31年度が始まりました。春寒を感じさせる朝でしたが、春風に押されながら自転車をこいできた新入生が登校し、笑顔で昇降口にやってきました。

 ちょっと緊張した表情で、新入生が式場に入り、入学式が行われました。校長式辞、教育委員会告辞、PTA会長祝辞と続いた後、在校生は生徒会長の歓迎の言葉と合唱、新入生は代表が入学にあたっての決意を述べました。新入生の態度がすばらしかったのが印象的でした。これからが楽しみです。
 以下に、私の式辞を載せます。
 
           式 辞

 鵜戸川沿いの桜が校門を彩り、今日、入学式を迎えた皆さんを、祝福してくれています。今年も、生命が躍動し、希望に満ちあふれた春がやってきました。

 この良き日に、早朝よりご来校賜りました、愛西市教育委員会教育委員様、平成30年度PTA会長様におかれましては、入学式に花をそえていただき、高いところからではございますが、厚くお礼申し上げます。
 令和という新しい時代への移り変わりとともに中学生になった56名の新入生のみなさん、入学おめでとう。先生や先輩たちは皆、皆さんの入学を心待ちにしていました。少し緊張しつつも、「さあ頑張るぞ!」という決意に満ち溢れている皆さんの姿は、とても素敵に映っています。
 さて、私は若いころ、先輩の先生に誘われて、数回ハーフマラソンに参加しました。長距離を走るのが苦手な私は、毎回「もういやだ、次の電柱まで走ったら止めよう」と思いながら、何とか完走しているような状態でした。
 そんなある日、あるマラソン選手が、テレビのインタビューで、「レース中に何を考えて走っているのですか?」と質問された時に、「次の電柱まで、次の電柱まで、と思いながら走っています」と答えているのを見てはっとしました。そして、「私もその選手も同じ人間、たいして変わらないんだな、『次の電柱まで』という積み重ねが、私はその選手より圧倒的に少ないところが違うだけなんだ」と思いました。
 人は皆、多くの可能性を秘めています。何をどれだけ積み重ねるかで、その人なりの能力や個性が磨かれるのです。皆さんは、中学校の3年間で何をどれだけ積み重ねますか?皆さん一人一人が、自分の可能性を信じ、自分の理想とするすてきな自分になれるよう、日々努力を積み重ねてください。
 また、今日、新たな友達や、先輩たちに出会いました。出会いを大切に、友情という絆で結ばれ、時には協力し、時には競い合いながら、共に成長していってほしいと思います。

 保護者の皆様に、一言申し上げます。
 本日は、お子様のご入学、誠におめでとうございます。
 お子様は、中学校の3年間で、心身ともに急激に成長します。思春期特有の不安定な時期を迎え、自分や友達に対して深く悩んだりすることもあるでしょう。私たち教職員は、お子様を理解し、成長を支援し、個々の可能性を磨き伸ばすことができるよう、全力で当たる所存であります。何かご心配なことがありましたら、気軽にご相談ください。保護者の皆様方とともに、お子様を大切に育んでいきたいと思います。ご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。

 本日の、皆さんの入学のお祝いと、すばらしい出会いに感謝を申し上げ、式辞といたします。

   平成31年4月4日
                                          愛西市立立田中学校長 衞藤義隆


 入学式の後、担任と部活動担当の発表があり、在校生がおおいに盛り上がった後、学級に帰って、担任の先生のあいさつがありました。さあ、今日1日で何人新しい友達ができたかな?明日からの新しい生活が楽しみですね。
          


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