愛西市立佐屋中学校
 

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2018/04/05

平成30年度 入学式 式辞

| by 佐屋中学校


式辞
季節は春咲き誇る花々が新入生の入学を祝っています。本校へ大いなる期待をもって入学してきた皆さん、入学おめでとうございます。
  さて、皆さんがこれから過ごす中学校での3年間は、長い人生の中で最も成長の著しい時期となります。皆さん一人一人がもっている夢。その夢に近づくためにこれからの生活があるのです。そこで、中学生として是非とも心がけてもらいたいことを話します。
 
  1つ目は「あいさつを大事にする生徒になってほしい」ということです。学校で出会った人に誰にでも「おはようございます」と声をかけてください。教室に入っていくときも元気なあいさつをがんばってください。もちろん、帰るときは「さようなら」ですよね。学校生活を明るく楽しくする第一歩があいさつです。
  2つ目は「しっかり学ぶ生徒になってほしい」ということです。自分自身の価値を知り、それを磨き続ける努力をする生徒になってください。自分がどんな人間、どんな大人になりたいか、その実現をめざした本物の勉強を頑張ってください。
  最後の3つ目は、「人間関係づくりの練習をたくさんしてほしい」ということです。中学生にとって友達や先輩とのつきあいは、勉強や部活動と並ぶ大きな問題です。お互いの個性をぶつけ合いながら、自分と異なるものを受け入れたり、それぞれのよさを認めたりできるようになるのです。ある時は努力や我慢も必要です。経験を重ねながら、皆さんは少しずつ人との好ましい関わり方を身につけていくはずです。
  「あいさつ」「学ぶこと」「人間関係」この3つをしっかり意識してください。
 
  ちょっと不安になったでしょうか。心配しないでください。今日から皆さんはこの学校の生徒です。後ろにいる2年生・3年生は皆さんの入学を心待ちしていました。もちろん優しい先生方もいます。分からないことは教えてくれます。これから始まる中学校生活すべてに興味と関心をもって、日々取り組んでみてください。一緒にこの学校の新しい伝統を築いていきましょう。
 
  さて、保護者の皆さんに申し上げます。改めて、お子様のご入学おめでとうございます。今、本校では「時を守り、場を清め、礼を正す」を合言葉に、教職員が一丸となって「人づくり」と「学力づくり」に取り組んでいます。私たち教職員は、生徒の限りない可能性を信じ、生徒の力を最大限伸ばし、生徒が夢と志をもつように全力を挙げて教育活動に邁進いたします。どうか、私どもと一緒になって子どもの成長を支えてくださるようお願いします。
 もう一つお話をします。部活動のことです。本校では、全員がどこかの部に所属し活動することになっております。先日、文部科学省スポーツ庁からの通達で、加熱する運動部活動を正常化するため、運動部活動の活動は平日と休日に1日ずつの休みを設ける事と、練習時間について平日は2時間程度、休日は3時間程度にするという通達を出しました。当地区の中学校長会でも地区で足並みをそろえて実施しようということになっております。説明文書もお配りいたしますのでご理解をいただき、ご協力をお願いします。

 

 

  さて、後ろにいる、2年生、3年生のみなさん。新入生は夢と希望をもって本校に入学してきました。皆さんは上級生として自らの言葉と行動で模範を示し、新入生を導いてください。そして頼りになる先輩として、新入生とともにさらに素晴らしい佐屋中学校をつくってくれることを期待しています。 
  最後になりますが、ご臨席賜りましたご来賓の皆様にお礼申し上げ、式辞といたします。

 


                                                平成30年4月5日                       愛西市立佐屋中学校長  湯澤裕幸


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