おはようございます。先週は、担任の先生から「給食の牛乳を頑張って飲もう」という話を聞いたと思います。寒いですけれどアレルギーのある人以外は、頑張って飲みましょう。

私は身長１８５ｃｍあります。佐屋中ではＯ君に次いで２番目です。少し前、小学校の校長先生だった時は、放課に運動場に出ていくと低学年の子が私をジャングルジムのようにしてまたの下をくぐったり腕にぶら下がったりして遊ぶのです。よく「先生はどうしてそんなに背が高いのですか」とか「何を食べれば大きくなれるのですか」とか、聞かれました。そんな時、「毎日牛乳飲んでたよ」とか「バスケットを一生懸命やっていたよ」などと答えています。でも、なぜ背が高くなったのか本当のことはわかりません。バスケットをやったから背が伸びたのか背が高いからバスケットをやったのか、分かりません。ただ、給食の牛乳だけでなく、家庭でも大好きな牛乳は毎日飲んでいました。でもご飯もいっぱい食べましたし、お肉や魚、野菜も死ぬほど食べました。だから、牛乳が背を高くしたかどうかも分かりません。

　話を変えます。わたしにも母親がいます。いま８５歳になります。元気です。毎週土曜日の夕飯に父親と一緒に私の家に来てくれます。そして、いつもおいしいと言って食べてくれます。ただ、その時の料理に私の奥さんは気を遣います。野菜も肉も普通の３倍くらい小さく刻むのです。そして、普通の２倍くらい煮込むのです。なぜだかわかりますか。そうです。「歯が弱っている」のです。その原因は何かというと、はっきりとは分かりませんが、カルシウム不足です。日頃の食生活もありますが、若いころに十分カルシウムを摂取していたかということです。私を含め３人の男の子を生んで育てました。３人分の骨や歯を作らなければならなかったのです。そして、母乳を飲ましてくれました。
　ご老人に骨粗しょう症という病気があります。骨がもろくなり骨折しやすくなる病気です。男性より女性の方に多いそうです。予防のためには、カルシウムをたくさん取る必要があるそうです。牛乳だけでなく、豆腐や緑黄色野菜や小魚です。特に女性の人は、今のうちからしっかりカルシウムをとって健康な体つくりをしましょう。

以上で終わります。