「訓練、訓練。震度7の地震が発生しました」
昨日の掃除の時間に、突然このような校内放送が流れました。子どもたちにも先生方にも告知をしないで、緊急対応をなるべく現実に近い状態で行う「避難訓練」です。
いざという時に慌てず落ち着いて、しかも正しい判断や指示がお互いにできるかを確認するため、そして実際の災害発生ではない時に学校としての「対応力」を確認・修正するために、とても重要な意味をもつ訓練となっています。
運動場に全員避難した後には、各教室で1時間をかけて、それぞれの子たちの訓練開始時の状況確認や、どんな行動をしたか、反省は何があるかを話し合いました。また、各先生方にも、見つかった問題点や改善点を挙げてもらい、子どもたちや先生たちの声を今後指導や防災体制の改善に生かしていく予定です。
また、今日の給食時には、生徒指導担当から、子どもたちに生活の見直しについて注意喚起がありました。特に、1月からは朝練習がないためなのか、慌てて登校をする子が多くいる件について、交通事故につながる危険性を話しました。
こういった様々な考える機会を通じて、自分たちの命を自分たちで守れる生徒へと育ってくれたらと願います。またご家庭でも、子どもたちの自立を促すご指導をしていただけたらと思います。