テレビを見ていると、料理を口に入れた瞬間に「おいしい」と言っている人がいますが、あれは、食材の表面についた調味料の味を感じているのであって、食材そのものの味や、料理の味を感じているのではないそうです。本来、味というものは、何回も噛むことでつたわる、「音」や「食感」、口の中に広がる「うま味」、鼻から抜ける「香り」、飲み込むときの「のどごし」などを総合して判断されるものです。
昔に比べ、食べ物を「噛む」回数が減ってきていますが、柔らかい食品が増えてきていることも要因の一つです。味をきちんと感じたり、強い葉を作ったりするためにも、しっかりかんで食べましょう。
献立
ご飯 牛乳 人参シラスふりかけ すき焼き風煮 こんこんサラダ
