「失礼します。〇〇先生はいらっしゃいますか？」授業時間に職員室へやってきたのは、エプロン姿の６年生でした。手には皿と割り箸を持っています。今日は調理実習で野菜炒めを作ったのです。
　家庭科室では、エプロン姿で立ったまま説明を聞く６年生の姿がありました。椅子は作業に必要ないので片付けられています。道具の扱い方や調理の手順を先生と確認し、すぐに調理がスタートしました。先生から「最初にやることは？」と聞かれ、一斉に「手洗い！！」と返す子どもたち。感染対策もきっちりと行っています。
　「タマネギの皮、むいて。」「ピーマンの種は捨てるの？」小さい声で仲間と確認しながら、野菜の下ごしらえを進めました。野菜を切るのと並行して洗い物を行うなど、手際よく調理を進める班もありました。次は火を使います。フライパンでまずニンジンを炒め、しんなりしたらタマネギ、ピーマン、ハムを加え、塩こしょうで味を調え完成です。しっかり火を通し、柔らかくて甘い野菜炒めができました。