いつものように給食が終わり、いつものように掃除が始まり・・・普段通りの日常ですが、今日は違います。突然鳴り響く緊急地震速報の警報音！慌ててその場にしゃがんだり机の下に潜ったりして頭を守る子どもたち。今日は避難訓練、そして、東日本大震災からちょうど１３年の節目の日でもあります。
　今回は、校内の倒壊物を想定して何か所も通行止めがありました。掃除中ということもあり、適切な避難経路を自分で考えて進まなければなりませんでした。子どもたちは冷静に道順を考え、いつもと同じように避難を終えることができました。
　しかし、今回の訓練は、まだ終わりではありません。まだ避難していない子が１人います！子どもたちも、これまでと違う訓練の様子に少し戸惑っていました。実は、これも訓練の１つで、先生による救出訓練のために１人校内に残ってもらったのです。待つこと数分。無事に発見された子が先生とともに避難し、全員の避難が完了しました。実際の地震では何が起きるか分かりません。もしもの時には、今日の訓練を生かしてほしいと思います。