梅雨の季節で、なかなかよい天気になりませんが、各学年の水泳指導もまとめの時期になりました。そんな中、今日の4時間目に6年生が「着衣永」の授業を行いました。講師の先生は、いつも水泳指導をサポートしていただいている二宮先生、橋本先生、渡邊先生です。
先生も6年生のみんなも服を着てプールサイドに並んでいる様子は、いつものプール指導とはまったく違う不思議な様子でした。
二宮先生が、「今日は『命』について学ぶ授業です」と話し始め、着衣泳がスタートしました。服を着たまま水の中を歩いたり、クロールで泳いだりし、水着との違いを体感しました。
「動きにくい」「重い~」などの感想が児童から出ました。そのため、海や川で溺れそうになった時の行動を教えていただきました。
まずは、無理に泳がずに上を向いて背浮きで救助を待つこと!!
浮くものを見つけた場合は、それを使って背浮きで!!
溺れそうになった場合、背浮きが有効であることを学ぶことができました。その後、溺れた人に遭遇した場合に救助用の浮輪など浮くものを近くに投げたり、AEDで救命救急をしたりということの大切さを教えてもらいました。
最後は、服を脱ぎ、水着の姿で泳ぎ、服を着た時との違いを改めて感じ取りました。
6年生の児童にとって着衣泳という貴重な経験ができ、いざという時に『命』を守るための方法を学ぶことができました。優しくわかりやすく教えていただいた二宮先生、橋本先生、渡邊先生、本当にありがとうございました。