学年が上がるにつれて、学習は複雑になり、難しくなっていきます。5-2の算数では、分数の足し算、引き算を行っています。分母が異なる分数同士の足し算、引き算をするために、9月に習った公倍数を使って通分し、答えを簡単にするために公約数を使って約分します。たった1つの計算の中に分数、通分、約分を使わねばならず、もう大変です。
足し算、引き算では、通分するために分子と分母に同じ数をかけなければいけないのですが、分子をそのまま書き写してしまう子が見られました。分数と公倍数を同時に考えることが難しかったのかもしれません。しかし、学んだことを組み合わせて学習を進めていくのが高学年です。大変ですが、頑張ってほしいと思います。
